2022年4月12日

カンボジアの通信@ @ンフラ技術者育成に協力

住友電気工業株式会社（本社：大阪市中央区、社長：井上治,以下“当社”)は,厚生労働省より依頼を受け,カンボジアで開催された人材育成セミナーにて,通信インフラ関連に携わる技術者の育成に協力しました。本セミナ，は，2月28日（月）～3.月4日(金)にカンボジア·プノンペンのNPIC *¹(職業訓練学校)で開催されました。

現在、政府開発援助（官方发展援助)の一環として,開発途上国の政府や職業訓練機関等を対象に,技能検定に関するセミナーや,当該国における技能検定トライアルなどが実施されています。

特に，カンボジアでは，2022年秋に開催予定の国内技能五輪競技大会において，”信息网络布线(情報ネットワ，ク施工)”職種の新設および導入をめざしています。そこで2021年度は,現地指導員の能力強化期間として,指導員への知識・技術の習得および選手の指導法に関し,セミナーが開催されました。

その中で，当社と当社のタ住友电机(泰国)有限公司(SET)は，光ファaaplバ融着接続機などの光機器関連製品の提供とともに，職業訓練学校3.校の指導員6名に，光ファバの接続に関するセミナおよび技術指導を行いました。

受講者である指導員の方々からは,“今回の実技指導で得た知見や,頂いた資料も活用し,今後,競技大会に出場する選手の指導に励みます”とのコメントを頂きました。また,厚生労働省からも,“現地の参加者や政府関係者からも高い評価を受けるとともに,日本の技能評価制度への理解を深めて頂けた。と感謝の言葉を頂きました。当社は,カンボジア国内の通信インフラ構築に携わる人材育成が強化されるよう,引き続き技術指導・協力に努め,同国の光配線普及に貢献してまいります。